- この本、読んだけど正直あまりよくわからない
- 他の人の読んだ感想を知りたい
- 購入前にザックリとで良いから内容を知りたい
ボクも「オススメされたから読んだけど、読んでみてもあまり理解できなかった」ということがよくあり、要約サイトをよく利用しています。
事前に要約サイトを読んでから本を読んでみると意外と内容がスラスラ入っていきます。
また、自身でも是非「要約化して人への説明」をチャレンジしてみてください。
自己満足ではなく、記憶が定着するので知識が積み重なる感覚が得られます。
この記事を書いた人
モグラビト
どんなに忙しくても最低毎月2冊以上の読書を新社会人の頃から実施。
目次 非表示
こんな人におすすめ!
- 家庭を優先すべきか仕事を優先すべきか
- お金持ちだけど冷たい彼か優しいけれど貧乏な彼、どっちと結婚すべきか
- 残業してまで仕事を終わらせるべきか、無理せず身体を休めるべきか
- 週末に身体を休めたいが家族サービスもしないと
世の中には答えの出ない話って結構あると思いませんか?
僕の上司で50代のうちに亡くなった方もいて
よく「自分の幸せ」について考えるようになりました。
その幸せの定理について「答え」があれば知りたくありませんか?
数々の本を出版された樺沢紫苑先生がその答えについて
精神科の先生なりの回答をいただけます。
著者の面白いところは単なる幸福論ではなく、
精神医学、脳科学に基づいているところにあり、実践的で実際に効果のある本となっています。
著者情報
樺沢紫苑
日本の精神科で作家、映画評論家。
Youtuber、ブロガーと様々な活動を実施。
有名な著書として『アウトプット大全』、『インプット大全』、『読んだら忘れない読書術』などがある
YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC1WkFVOCTPdY782AJ1PZ-JQ
ブログ
https://kabasawa3.com/blog/
その他主催コミュニティとして
-
- ウェブ心理塾
- 樺沢紫苑オフィシャルファンクラブ
- 樺沢塾
などを開いています
公式Twitter
https://twitter.com/kabasawa
要約
チュー吉
結論からお話ししてしまうと、大切なのは幸福を得る順番にありました。
その順序は
セロトニン的幸福、オキシトン的幸福、ドーパミン的幸福、
になります。
人によって優先度は確かに異なってしまうので、各々のやり方で幸福になる方法を試そうとしてしまいます。
ですが正しい順序で実施しないとほとんどの人が結局不幸になってしまいます。
ここではそれぞれの幸福についてとそれを得る方法についてまとめさせて頂きました。
セロトニン的幸福
ズバリ健康であることの幸福になります。
最初から得ている幸福なだけに疎かにしやすく、幸福を感じにくい成分なので扱いには最も注意が必要になります。
セロトニン的幸福を得る方法の例を示します。
睡眠・運動・朝散歩
基本中の基本ですよね笑
中でも効果的なのは朝散歩です、起床1時間以内に15〜30分程度の散歩を行うとより効果があります。
自己洞察力を高める
幸せは案外気づくのが難しいものです。
現代人はスマホや他人の顔色など自分以外の情報を処理するのに一杯一杯になっており、
本当の幸せは注意してみないと見つからないものです。
オキシトン的幸福
人間関係による幸福になります。
友人や恋人、家族と繋がっている、愛されている、と感じるた時の幸福です。
オキシトン的幸福を得る方法の例を示します。
人間関係を整える
会社を辞める主な原因の一つとして人間関係がやはり上がります。
改善するための努力としては、
親切を心がけることになります、実は親切には驚くべき効果が認められています。
動物・植物を育てる
植物を育てるだけでオキシトン効果発生することがわかっています。
海外の実験では老人に毎日世話を頼むだけで死亡率が半分に下がったデータも出ています。
ドーパミン的幸福
達成感・成功による幸福になります。
こちらの幸福は最も強力に感じやすく、自己成長にも繋がる素晴らしい幸福ですが、依存症の原因にもなっているため、扱いには注意が必要です。
ドーパミン的幸福を得る方法の例を示します。
毎日の自己成長を味わう
ズバリ、「コンフォートゾーンを出ること」になります。
コンフォートゾーンとはストレスのない気持ちのいい環境のことになります。
コンフォートゾーンについては面白い実験が紹介されています。
猿を使った実験
という機械を猿の檻に設置しておきました。猿の脳を調べてみると、ジュースが出たタイミングでドーパミンが増加していることがわかりました。
この実験で特徴的だったのが、
実はジュースが飲んでる時よりも音が出た時点の方が高かったということです。
更にジュースが出る確率を2分の1に設定したところ、
毎回出るときよりもドーパミンの量がさらにアップすることもわかりました。
この実験からわかる大切なことは、
自分が建てた目標にチャレンジするだけで幸せになれる、ということになります。
(課題は難しい方が良い、失敗してもチャレンジすることが大切)
実際に行っている幸せの習慣について
ここでは実際に僕が実践してみて効果のあった幸福の習慣を紹介しています。
毎日の感謝日記
感謝日記で幸福がアップ(セロトニン的幸福とオキシトン的幸福が同時に得られる)
ロバート・エモンズさんとマイケル・マクノフさんの実験になります。
被験者を集め、AグループとBグループに別れてもらい、それぞれ
Aグループ:週に1度の日記
Bグループ:週に1度の感謝日記
を10週間続けてもらいました。
するとAグループに比べてBグループは幸福度がかなり増しました。
これは「自尊感情」が高まることが原因と考えられます。
ただし、自分から行う親切でないと効果がないということもわかっています。
日記の最後に本日の良かったことを書きましょう(3行レベルでも良い)
「人はある出来事に対し、感情が最も高まった(ピーク)時の印象と、最後(エンド)の印象だけで全体的な印象を判断する」という法則
遊びを通して成長する
受動的に娯楽を楽しむよりも能動的に娯楽を楽しむほうが幸福度が高くなることがわかります。
例えば、映画・読書などをしてみて「良かった」として終わるのではなく、人に感想を伝えるつもりで集中して鑑賞すると実は効果が段違いです。
さらに家族や友人と一緒に楽しめられればオキシトシン効果も得られます。
モグラビト
まとめ
最後に今回の話のまとめになります。
本書でもお話ししている最も大切なポイントは
それぞれの幸福について
セロトニン的幸福
健康であることの幸福。最初から得ている幸福なだけに疎かにしやすく、幸福を感じにくい成分なので扱いには最も注意が必要になります。
オキシトン的幸福
人間関係による幸福。友人や恋人、家族と繋がっている、愛されている、と感じるた時の幸福です。
ドーパミン的幸福
達成感・成功による幸福。こちらの幸福は最も強力に感じやすく、自己成長にも繋がる素晴らしい幸福ですが、依存症の原因にもなっているため、扱いには注意が必要です。
自分が実践してみて効果の高かった習慣はこちら。
- 日記
- 能動的娯楽
1日の日記を書く(なるべく良かったこと)
本などを読んでみて「良かった」で終わらずに人に伝える
ブログでは紹介しきれない幸福になるための
- それぞれの幸福についての詳しい説明
- お金の使い方
- 遊び方
など様々な紹介がされています。
是非ご一読してみることを強くお勧めします。
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