- この本、読んだけど正直あまりよくわからない
- 他の人の読んだ感想を知りたい
- 購入前にザックリとで良いから内容を知りたい
ボクも「オススメされたから読んだけど、読んでみてもあまり理解できなかった」ということがよくあり、要約サイトをよく利用しています。
事前に要約サイトを読んでから本を読んでみると意外と内容がスラスラ入っていきます。
また、自身でも是非「要約化して人への説明」をチャレンジしてみてください。
自己満足ではなく、記憶が定着するので知識が積み重なる感覚が得られます。
この記事を書いた人
モグラビト
どんなに忙しくても最低毎月2冊以上の読書を新社会人の頃から実施。
本書はこんな人におすすめ!
以下の中で正しい睡眠の知識はどれでしょう?
- 明日は朝から出張だから早く寝ないと。。。
- 今週は忙しかったから土日にしっかり寝だめしよう。
- 眠れなくてもいいから横になっていよう
回答は出ましたか?
実はコレ全部間違った知識です、あなたは気づきましたか??
僕たちは睡眠をすれば基本的に眠気も取れますし、体力も回復します。
でも、正しい睡眠の知識がないまま睡眠を続けるなんて非効率です。
最悪のケースの場合、
眠る事でかえって身体を疲れさせているのかも?
このままではスッキリと朝が起きれるはずもない!
この本を読んで睡眠に対する理解を深め、正しい睡眠ライフを送りましょう!!
本書の紹介
著者はクリニックでの「睡眠外来」や企業研修、
セミナーなどで睡眠に対しての具体的なやり方を伝授。
睡眠改善を提案する会社を設立。
http://activesleep.net
本書もベストセラーへ
作業療法士として「脳には何よりも睡眠が重要」を提唱。
本書の目次
本の題目は以下の通り
- 序章 はじめに
- 1章 睡眠の質が驚くほど変わる 快眠のために「やるといいこと」「いけないこと」
- 2章 今日からすぐにできる ぐっすり眠って、すっきり目覚める法
- 3章 「よく眠る」効果① 仕事の効率アップ! 評価がグングン上がる!
- 4章 「よく眠る」効果② ストレスなんて、もう怖くない!
- 5章 「よく眠る」効果③ 太らない!老けない!いつも元気に!
- 6章 よくある質問にお答えします 「上手に眠る」と何でもできる
著者情報
菅原 洋平
作業療法士。ユークロニア株式会社代表
1978年 青森県生まれ。国際医療福祉大学卒業後、作業療法師免許取得。民間病院精神科勤務後、国立病院機構にてリハビリテーションに従事。
その後、脳の機能を活かした人材開発を行うビジネスプランをもとに、ユークロニア株式会社を設立。
著者会社HP
著者ブログ
https://ameblo.jp/activesleep/
著者Twitter
https://twitter.com/ActiveSleep?s=20&t=ZccWqnl1rIllPH5nXb5vMQ
こんにちは。就寝前にイライラ?その原因は思い通りにならないこと。期待をつくるドーパミンは思い通りになる幻想を脳に描く。この幻想を手放せばイライラは遠ざかる。手放すポイントは愛着。その人、その仕事、その作業に愛着をもつとセロトニンの働きで期待から離れられて癒される。愛着ある作業を。
— 菅原洋平「睡眠の法則」 (@ActiveSleep) February 6, 2023
著者が書いた本で別の本も要約していますので宜しければどうぞ
本書概要(眠ることのメリットを理解)
あなたは「寝ることなんて時間の無駄」と考えて睡眠を疎かにしていませんか?
本書でも紹介されている
「仕事にも活かされる」睡眠の大きなメリットについて紹介します。
仕事の満足度について
仕事の満足度の調査
「仕事のパフォーマンスへの満足度」を調査したところ。
満足している人・していない人の平均睡眠時間を調べてみました。
結果
パフォーマンスに満足している人・していない人の1日の睡眠時間の差は14分でした。
たった14分?
そう思った人もいらっしゃるかもしれません。
ですが、約15分の早寝を1ヶ月続けると。。。
7.5時間
1日に必要な睡眠時間程度を余分に稼ぐことができていることがわかります。
忙しい日もあるけど、ちょっとずつ工夫して、
コツコツと累積睡眠量を増やしてトータルで補う考えが大切。
パフォーマンスについて
注意力に関する研究
テストするグループを以下の2つに分け、
- 午後に昼寝を挟むグループ
- 報酬アップを約束するグループ
それぞれの注意力の結果の差異を見た。
結果
昼寝を挟んだグループの方が成績は良かった。
睡眠の効果は心理現象よりも高いことがわかる実験です。
よくブラック企業でガムシャラに働く会社が悪いことがわかる典型的な実験ですね。
その他もさまざまな効果が
睡眠はただの休息ではありません!
睡眠にはその他様々な効力が認められているのです。
- 健康のキープ(5大生活習慣病は全て睡眠と関係)
- 脳の働きをよくしてくれる
- ストレスの軽減(眠れないからストレスではなく、眠っていないからストレスが発生)
プルーニング現象
枝を張りすぎた木と同じ行為です。
悩んだら寝るは「正しい」行為、といえます。
本書概要(スッキリ起きるその方法について)
お待たせしました、本書の題名でもあるスッキリ起きるその方法について説明します。
「スッキリ起きる」の前に。。。
当然ですが、睡眠時間が全然足りていないのに「朝起きれない」と嘆くのは当たり前ですよね。
まずは自身の睡眠状態を確認する必要があります。
本当に足りている?睡眠時間について
ベッドについて大体どれぐらいの時間で眠りにつきますか?
人間最低でも寝るまでに10分ほどかかる、と言われています。
ベッドに入ってすぐに寝てしまうようでは、睡眠時間が明らかに足りていない証拠です。
では目覚めている状態で睡眠不足かどうか確かめる方法はないのか?
実は簡単に調べる方法があります。
目を閉じて片足立ちの状態で正面を向いていられるかどうか、で判断できます。
睡眠時間が足りていないと、すぐにフラフラしてしまいます。
朝と夜とで一度試してみてはいかがでしょうか。
よく眠るための”リズム”
眠気の正体はメラトニンというホルモンが脳を眠らせています。
メラトニンは外の光が当たると減り、暗くなると増える効果があります。
なので朝目が覚めると兎に角外へ出て太陽の光を浴びてください
曇りの日でも大丈夫。最低でも5〜10分は浴びてください。
光を浴びて16時間後に眠気はやってくるので、夜になると自然と眠たくなります。
上記の内容を踏まえると午前中〜午後への過ごし方は以下の通りです
- 朝:4時間以内に外とで光を浴びる
- 昼:6時間経ったら仮眠タイム
- 夕方:11時間経ったらプチ運動
これであなたもスッキリ起きられる目覚めの儀式
あなたは睡眠時にアラーム(+スヌーズ)をかけていますか?
このスムーズ機能、というのが非常に厄介で
使えば使うほど目覚めが悪くなる、というのが研究で実証済みです。
じゃあどうすれば良いか?
世間的におすすめされているのが、
タイマー式のカーテンで光を浴びて起きるです。
- 結構値段するやん。。。
- ウチの部屋は隣の家の明かりが入るのでシャッターが必須
- 北向き窓なんですよね〜
わかります!僕も使っていません笑
そこでおすすめの目覚まし方法があります。
眠る前に起きる時間を3回唱える
自己覚醒法という方法になります。
ピッタリで起きるのは練習が必要ですが、
これを使うと目覚ましなしでも起きれるようになります。
(実験では6割の人が効果あり)
目覚まし無しに頼るのは怖いので、
自己覚醒法と目覚ましの2段構が一番良いかと
無料なので、是非1度お試しください!
モグラビト
まとめ
最後にまとめになります。
- 仕事の満足度がアップする
- 仕事のパフォーマンスがあがる
- 病気になりにくい身体づくり
しっかりと起きられるテクニック
- 十分な睡眠が前提条件
- しっかりした眠気は朝、昼 の過ごし方
- 無料でできる!自己覚醒法がオススメ
その他本書の内容としては
質疑応答形式で「睡眠に関するよくある質問」や
多くの人が誤解しがちな睡眠に関する正しい知識を記述しています。
気になる方は是非本書のご検討をお願いします。
今回は菅原洋平さん著書の『「寝足りない」がなくなる本』を要約させて頂きましたが、如何でしたでしょうか。
皆様のお役に立てれれば幸いです。
睡眠に関してもっと詳しく知りたい人は、
コチラの記事にもまとめていますので宜しければどうぞ。