僕は就職してから4年間、社内SEとしての経験を積んできました。社内SEって一体どんな仕事をしているのか、そしてその仕事のメリットやデメリットについて、今回はできるだけ詳しくお話ししたいと思います。
このブログでは、社内SEの仕事内容や日常での悩み、および得られる経験から得られたメリット・デメリットについてお伝えしていきます。もし就職先や転職先として社内SEを検討されている方がいれば、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
自身の経験をもとに、社内SEの仕事についてリアルにお伝えし、皆さんがより良いキャリア判断ができるようサポートできればと思います。お楽しみにしていてくださいね!
そもそも社内SEとは?
社内SEとは、社内の情報システムやITインフラの構築・運用を担当する仕事です。
具体的な仕事内容は?
基本的に社内のIT関係全般のシステムの対応を行います。
大きく対象となるのは以下の通り。
- PC周り(ネットワーク関係、PC本体、社内利用のツールなど)
- IT関係についての相談(新システムの導入、契約検討中の会社、など)
- 社内の補助ツールの作成(申請書の自動処理ソフト、営業成績計算ソフト、事務費用計算ソフト、など)
- 実業務(会社がメインで行なっている業務(例:工場の社内SEなら工場の業務))
モグラビト
ミミ香
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どういう人が多い?向いている人は?
人数構成について
一般的なシステム会社とは異なり、人数は少ないことが多いです。ある程度のレベルがないと社内SEとして業務することが難しいため、新入社員を入れるケースはごく稀です。なので社員の大半は中途採用の人が多いため年齢が分かれているケースが多いです。
どういう人が向いている?
会社の人との会話がメインになるので優れたヒアリング能力とコミュニケーション能力は必須です(後述にも記載しますが、給与交渉なども時には自身で行う必要があるので、そのための社内交渉術も必要です。)。
仕事についてもネットワーク周りも含めて一通りのIT知識が必要になるので、幅広い知識が必要だったり、チームメンバーが少ないので自己管理能力や問題解決能力が必要になってきます。
ミミ香
モグラビト
僕も社内SEになるときは以下の転職サイトを参考にしたからよかったら利用してみてはどうかな?
参考
転職するならリクナビリクナビ
参考
【公式】マイナビ2023 – 【1/11】予約リスト利用開始。マイナビ
社内SEのメリットデメリット
現場によって個体差があると思いますので、全体的にすべての現場に当てはまると思う内容を記載しています
メリット
会社の帰属意識が高い
基本的にメンバーの入れ替わりが激しくないので、会社の帰属意識が比較的高いです。同じ会社に所属する社員の方とも飲み会に行くケースが多いので、SE職以外の友人が出来やすいです。
ユーザーとの関係が密接
作成したシステム・ツールを使ってもらえるのが同じ会社の社員なので、社員の方から直接感謝されることが大きなメリットとも言えます。一般的なSEの多くはシステムの開発のみを行うので実際の利用者から直接意見をもらえることがあまりありません。
システムの工程を一通り触れられる
全てのシステムを自身で作成する必要があるので、基本的に全ての工程を経験することができます。小さいシステムが多いですが、経験が少なくても要件定義から最後まで一人で任されることができます。
デメリット
給与が上がりにくい
自社システムの保守・メンテナンス業務もありますが、そういった業務は評価されにくいので、給料が上がりにくいです。新規にシステム開発が行えれば給与アップのチャンスですが、保守的な会社であればそれも難しいため、給与アップのためには自社との交渉するスキルも必要になってきます。
給料交渉なんてしたことがない。。。という人に向けて以下の本が参考になります。
要約記事
突発的な仕事が多い
社内で気軽にシステムのことが聞けるのでシステムに関する質問(専門外のことも含めて)が多くきます。社内の基幹となるシステムなので場合によっては不具合改修が完了するまで帰社することもできないケースもあります。
責任が大きい
前述した通り、メンバーが少ないので一人で一つのシステムを行うケースが多いです。システム開発の全てを依頼される分、失敗が全て自身のモノになるので責任が非常に大きいです。開発するシステムも会社の基幹システムとなるものなので、自身の会社業務全体に関わってきます。
モグラビト
モグラビト
今後SEとして転職を考えている方に向けて実際の開発内容をお見せする記事を書いています。参考になれば幸いです。
モグラビト
質問などありましたら、お気軽にお問合せいただければ幸いです。